特許番号第 ６７１３５７５号
発明の名称「 流路切替バルブと、これを用いた発電システム及び無停電システム」
特許権者：三協エンジニアリング株式会社 茨田匠様
災害発生に伴う停電時、または、田舎暮らし及びキャンプ場などで電気を使うため小型発電機を所有されている方も多くなってきています。カセットコンロ用の小型のガス缶（缶式のガスボンベ）を使うガス駆動式エンジンで発電を行うものがあります。「ガスボンベは備蓄しやすい」といった理由で人気になっています。
小型発電機全般に言えることですが、発電できる時間が比較的短いことが問題になっています。新しいガス缶に取り換える際、安全のため、例えばコンピュータへのデータ入力作業を完全に終了し、保存する煩わしさがあります。小型のガス缶を使って、急な停電をしのいだ後は、大容量のプロパンガスボンベへ、ガスエンジンを瞬間的にも停止させること無く、安心安全に交換できると、発電機の長時間連続駆動が実現でき、事実上の無停電システムを構築することができます。本発明の流路切替バルブはこの無停電システムを実現するために開発されました。
本発明の流路切替バルブは、例えば２入力１出力型の流路切替バルブにおいて、出力側への供給を停止させること無く、均一に保ちながら、一方の入力端子の供給源から、他方の入力端子の供給源への流路切替を実現します。これにより、ガスエンジン式の発電機の長時間連続運転を可能にし、デスクトップコンピュータへの長時間無停電システムを実現します。
本発明の流路切替バルブの動作原理を示します。詳しくは特許公報を参照してください。
本発明の流路切替バルブは、プロパンガスを使用している飲食店、移動式店舗、キャンプ場、被災地、一般家庭でも便利に使って頂けます。 本発明の流路切替バルブは、新しいプロパンガスボンベへの交換を、使用中のガス調理器具の火を消すことなく、即ち、その使用状況によらず、安心安全に行えます。
Youtubeでさらに詳しく説明しています。
本発明は、実施品を製造し、販売する予定です。現在、精度の良い実施製品の製造、販売を協力して頂ける会社を募集しています。
問い合わせは大森特許事務所（06-6147-6646）所長弁理士大森までお願いします。