海面に漂うペットボトルやポリ袋を自動で回収する装置の紹介

世界中で、海面に漂うプラスチック製品のゴミが問題となっております。
素晴らしいことに、この海面に漂っているペットボトル、ポリ袋等を自動で回収する装置について特許(第6589162号)されましたので、紹介させて頂きます。
自然環境改善に興味のある会社様、社会貢献事業として実施協力をお願いします!

発明の名称:「液体の表面に漂っているごみを回収する装置」
発明の内容:本装置は、ゴミ回収口及び中に入ってきた海水を外に出すポンプ(A)を有する容器(B)と、この容器が沈んでしまったりしないように、上下動可能に支持するフロート部(C)と、で構成されています。

この装置を海に浮かべ、ポンプ(A)を動作させると、容器(B)の中の海水が減り、浮力で上昇してゴミ回収口(D)が開き、周りの海水をゴミと共に容器内に導き、海面に漂っているゴミを回収します。
ポンプ(A)の動作を停止したり、ゴミが溜まってくると、容器(B)は沈み、ゴミ回収口(D)を閉じてしまうように構成されています。
この装置の利点の1つは、ポンプが故障しても、集めたゴミを再び外に吐き出したりしない構造になっている点です。
集めたごみは、容器(B)の上側から網ですくって回収できます。予め、網を取り付けておけば、それを持ちあげるだけで回収できます。
また、本図には、詳しく示していませんが、中に海水には浮くが、重油には沈む比重のフロートスイッチを備えておき、重油を回収した場合には、重油でポンプが詰まったりしないように、ポンプを自動停止させる構成についても、権利化されています。
本発明の装置は、様々なスケールで製造可能で、海上だけでなく、湖、池、貯水槽、プール掃除等に使うことができます。

簡単な試作品を作り、実際に動作させている動画があります。実際の動作に興味のある方は、是非ご覧ください。
試作品による動作確認(その1)
試作品による動作確認(その2)

海で試作品を動かしてみました!波に揺れたりしますが、ちゃんと動作しています!是非ご覧ください!

試作品による海での動作確認

世界中で、海面に漂っているプラスチックごみの回収が課題となっています。先ずは、試作品を作って、漁港など比較的小さなエリアの掃除から実施できたらと思います。
社会貢献事業として注目され企業のイメージアップに繋がると考えられます。この場を借りて、実施協力頂ける方を募集します。